蓄熱式暖房の設置と電灯契約(エルフナイト10プラス)変更
冬は過ぎましたが、自宅に蓄熱式暖房を導入しました。
蓄熱式暖房は、割安な夜間電力を使ってレンガを暖めておき、昼間にその熱を使って暖房を行う暖房機器です。
元々蓄暖の導入の予定はまったく無かったのですが、太陽光発電の検討にあたり、現在の電力契約について色々シミュレーションしたところ、時間帯別電灯契約に変更したほうが電気料金の削減効果が高そうとゆうとゆう結果になりました。
そこで、エルフナイト10プラス契約に変更するために蓄暖を導入することとなりました。
一応初期費用はそれなりにかかりますが、電灯契約変更により機器代については4年程度で回収できる予定です。
蓄熱式暖房は200Vの電源工事や床の補強が必要だったりと、住宅に後から付けるには少々ハードルが高い商品です。
蓄暖はエアコンに比べてはるかに多くの電力(3〜4倍)を使う機器ですので、専用にかなり太めの電源ケーブルを配線する必要があります。また、重量が場合によっては300kgとハンパでないため、床の補強も必要となります。
住宅の断熱性能にもかなり左右されますので、あまり一般的でないのも仕方がないかもしれません。
今回は、一番小さいサイズを選択しましたので床の補強は不要、電気工事も太陽光の設置と一緒に行いましたので取付けはすこし割安で行えました。
蓄熱式暖房機にはいくつかメーカーがあるようですが、今回導入したのはオルスバークとゆうドイツのメーカーのものになります。
メーカー:オルスバーグ
製品:キャラットシリーズ 14-512-9
蓄熱容量:2kW
重量:100kg
選定理由は、業者に聞いたらこのメーカーが一番安く提供できるとの回答からです。
後は、いくつかの動作パターンを組み合わせることができるため、曜日など在宅時間別に色々制御できることでしょうか?(他のメーカーもできるのかな?)
平日は朝と夕方に電源ON、週末は終日電源ONなどができるみたいなので便利そうです。
取り付ける部屋は両親の寝室にしました。
一番小さいサイズですので部屋の広さと断熱状況、利用時間との兼ね合いです。
工事日は丁度田植えでしたので作業内容は見れませんでしたが、昼の食事時にはついていましたので2〜3時間で取り付け完了できたようです。
おおよそ、以下のような作業内容になるみたいです。
1.設置場所を決めます
一旦設置すると基本移動することはできませんので、部屋のレイアウトや風向きを考慮して設置場所を決めます
輻射熱がありますので寝室につける場合は寝る場所と近いとあまりよくないようです。
対流なども考えると窓側の方がいいのでしょうが、今回はスペースと窓台の高さから出入り口付近の壁側に設置することにしました。
2.200V電気配線
新規に200Vの電気配線が必要です。
2kW程度だと、定格10Aなので通常の電気配線と同じ程度の太さで十分なようです。
これが6kWとかになると、直径15mm程度の太い電源ケーブルを引き回す必要があります。
こんな感じのケーブルです
2.0CVかな?
うちの場合は、この壁の反対側の廊下に分電盤があります。
壁に穴を開けて、呼線で配線を引き込んで結線して終了です。 (たぶん屋根裏を覗く必要もなかったでしょう)
分電盤から設置場所の距離が離れていたらこの作業が一番大変なのかな?
オルスバークは200Vの電源だけですべてまかなうみたいなので電源は1本のみです。
3.本体の組み立て、設置
設置要領書を見る限りは、本体を設置して耐熱レンガを組み込めば作業終了のようです。
移動できないとはいえ割とコンパクトでしたので邪魔にはならないかな?
サイズは58x64x30と大きめの石油ファンヒータをもう一回り大きくした程度です。
本来は、床の補強作業も入るのでしょうが、今回は一番小さいサイズとゆうこともあり作業はお願いしていません。
大丈夫だと思いますが、必要なら親父がなんかするでしょう。
以上で設置は終了です。
すでに暖房は不要な季節ですので実際の稼動は11月下旬まで待つことになります。
今回はおまけで取り付けた形ですが、いい感じだと来年は居間に設置しようかと考えています。(自分でもなんとか工事(電気工事士の資格は必要ですが)できそうな感じですし)
で、蓄熱式暖房を入れたことで我が家の電灯契約も重量電灯Bから時間帯別電灯契約(エルフナイト10プラス)に変更になりました。
(誰からも説明うけてないので多分ですが)
こちらが、最近までの電力メーターの画像です。
左から
電灯契約、空き(売電メーター用)、動力用(3相200V)、空き(以前の電灯契約)
この一番左の電灯契約用のメーターが設置と同時に変更になりました。
従来のアナログ式?のメーターからデジタル式への変更です。
5秒程度の間隔で各時間帯別の使用電力を表示するようです。
1.全日、その他季(昼間)
2.昼間、夏季(昼間)
3.夜間時間
4.朝夕時間
電気温水器やエコキュートは導入していませんが、私は夜型なので結構夜間時間帯の消費電量が多かったりします。
計算上は削減できるはずですが、予想通り契約変更により電気料金が減るかは1年通してみてみないとわかりませんね。
投稿者:たかしー
at 17 :10| 日記
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